アレサンドロ流スタイリング:コンプレックスはおしゃれの栄養
12/03
皆さんこんにちは。
ゴルフを2日連続でラウンドして、翌日倦怠感に襲われ続けた
体年齢40代(実年齢30代)のアレサンドロです。
(ダイエットやトレーニングをしないとと思うのですが・・・と言い続けてはや5年。)
そんな訳で(?)、骨太で肉付きが良く、
筋肉も脂肪もすぐに身になってしまう栄養吸収体質のアレサンドロは、
世間のアパレルブランドの皆様が想定している標準体型よりも随分と太めなのが悩みです。
よく、女性は痩せるときは胸から痩せて、太るときはそれ以外から太る、
なんて言いますが、アレサンドロの場合は全身くまなく太ります。
男性ですと、よくお腹周りだけぽっこり出ている体型の方を見かけますが、
そうではなく、首・ふくらはぎ・手首・指など、全身まんべんなく直径が太くなってしまうのです。
すると昔の服は、シャツのカフスや首のボタンが留まらなくなり、
パンツのふくらはぎがパンパンになり、
靴はワンサイズ大きくなり、
ジャケットの脇周りがきつくなり・・・と、
全ての服が着られなくなるという、悲しい事態に襲われてしまいます。
(パンツのウェスト部分は、もともとサイズを大きく直せるように作られているものが多いのですが、
それ以外の部分ではそんな余裕もありません。)
ダイエットしないとマズい、というのは、体力的な理由もありますが、
何よりも今までの殆どの服が着られなくなる、という理由が大きかったりします。
おお、そうでした。
ネガティブなダイエットつぶやきはこのくらいにしておいて、本題に入りましょう。
生来がっちりめ(今は太め・・・)の体型のアレサンドロは、
既製のアイテムをそのまま身に付けてもいまいち似合いませんでした。
昔は「自分はあんまり服が格好良く着られないヤツなのかな?」と漠然と思っていましたが、
実際はそうではありません。
アイテムのサイズやシルエットが、自分の体型に合っていなかった、ということです。
どのブランドでも、それぞれのサイズ展開で想定している標準となる体型(もしくはサイズモデル)
というものがあります。
それと自分の体型が離れていれば、そりゃぁ何を身に付けても似合いませんよね。
おしゃれのキモはサイジングだ、と言われることがよくありますが、
アレサンドロ流のスタイリングでは、若干違います。
サイズを合わせるのは大前提として、
自分のカラダを最も綺麗に見せてくれるように、シルエットを調整すること、です。
「裾や袖の丈をジャストサイズに合わせること?」と聞かれそうですが、それでは不十分です。
そりゃそうですよね。例えば股下85cmで綺麗に見えるように作られているパンツを、
10cm単にカットしただけでは、同じように綺麗に見える筈がありません。
裾幅、身幅など、シルエットのほうも綺麗に見えるように調整(お直し)することが大事です。
ブランドによっても、アイテムのパターンは違いますから、
自分の体型に合うパターンのブランドやアイテムを探してみるのも、とても有効な方法だと思います。
(特にスーツなどでアレサンドロがお勧めしている手法です。
実際、ブランドによって似合う体型が全く異なります。)
サイジング・シルエットは、アレサンドロ流スタイリングのキモなので、
今後も折に触れてお話していこうと思っていますが、
そもそも、おしゃれに関することを深く探求するようになったのは、
自分自身の体型に悩みを持っていて、それを解決する(綺麗に見せようとする)方法を探し始めた
のがきっかけでした。
どうやったら綺麗に見えるか、良く見えるか、それがおしゃれへの道なんだと思います。
(もちろん、純粋におしゃれを楽しむ心境もありますが、
それは少し後になってから感じるようになったことです。)
きっと、何かしらカラダにコンプレックスを持っている方のほうが、
おしゃれへのモチベーションを高く持つことができ、
結果としておしゃれになれる可能性をより持っているのだとアレサンドロは思います。
自分自身がそうですから。
うーん。なんだか、爽やかな終わり方になってしまいましたが、今回はこの辺で。