もうすぐ参院選ですが、困ったものだ・・・(ノ゚ο゚)ノ
07/16
22日は参院選の投票日。
今回からネット選挙活動が解禁になりましたが、やっぱり、既存のマスコミや知識人は、ネットの本質を良く判っていないようですね。
参院選:「原発」ツイート数が突出して多い原因は
http://mainichi.jp/select/news/20130709k0000m010078000c.html
Twitterでは原発関連のツイートが多いらしいのですが、“世論調査と違うから”、“特定のユーザが増大させていて世論とは言えない” という解説になっています。
アホですねぇ。
そもそも、世論調査自体が世論を正確に反映していません。
昼間に突然の電話に出られる世帯だけを対象にした調査では、いくらサンプリングを増やしても世の中全体を反映することは不可能です。
(ま、こんなものを皆が信じ込んでいるから、 「最強の学問は統計学である」なんてバカな本が売れるんでしょうが・・・)
そもそも、ツイートを歪められると思っている時点でネットを知らなさすぎです。
Twitterのユーザに限れば、その統計は正しくユーザの世論を反映しています。
余談が長くなりましたが、今回の参院選は、自民の圧勝で決まりですね。
単独での得票率をどこまで伸ばすかが注目です。
(前回の衆院選では、全く支持率が伸びていない結果でしたから。)
私個人としては、投票先が無くて困っています。
オボッチャマでプチ右翼の、既得権者の代表の党への指示は100%無いのですが、(というか人生で一度もその政党には投票したことありませんが) 他が無くて困ったところです。
「40代以下の世代を守る党」なんてのがあれば、全力で応援したいところですが・・・(笑)
そういえば、今回の大きな争点の一つ、アベノミクスの(戦略になっていない)成長戦略で、また一つネタを見かけました。
社員が発明した特許は「会社のもの」!? 政府の「知財戦略方針」にひそむ重大な問題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130716-00000580-bengocom-soci
要は、企業に所属する者が行った発明は、最初から企業の所有にしよう!
という話で、これが「成長戦略」だそうです。
山本という、知的財産を担当する大臣(そんな大臣あったんだ・・・Σ(゚д゚;))の発言は以下に紹介されています。
http://togetter.com/li/500359
ビジネスを知らない自民の政治家なので、さっぱり要領を得ませんので、こちら、自民支持の既得権者である経団連の提言を読むとよく判ります(笑)
http://www.keidanren.or.jp/policy/2013/046.html
全く「成長」でも、「戦略」でもありませんが、筋は通っているな~、と妙に感心しました。
要は彼ら、
「アメリカと同じ報酬制度は作れないから、発明を全部寄越せ!」
「大きな発明をする自信があればアメリカに行け!」
「給料をもらってちょこちょこ開発をするヤツは日本で働け!」
と言っているんです。
大変判りやすいです。いや素晴らしいΣ(゚д゚;)
そもそも、サラリーマン経営者の集合体である経団連の経営者は、大発明など理解もできませんし、
それをどのようにビジネスにしたら良いかなど判る筈もありません。
大発明ができるような才能のある方は、アメリカに行って、正当な報酬と、世界への貢献をすべきです。
今回の既得権者たちの提言の中では、ある意味一番「まとも」なのかも知れませんね。