「自衛隊」というだけで思考停止するアホな人たちのせいで機能停止となる社会
07/24
16日から17日にかけて行われた陸上自衛隊の隊員が23区に徒歩で出向き、
被害状況や出動要請の有無などを確認する統合防災演習で、
自衛隊側が23区に「隊員を区役所庁舎内に立ち入らせてほしい」と
要請していたにもかかわらず、11区が拒否していた、そうです。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/578368/
アホなことをする自治体ですが、とっても残念なことに、
私の住んでいる自治体も拒否したうちに入っていました・・・。
(ちなみに記事中、拒否した自治体が「聞いていなかった」
と言っていますが、ウソです。握り潰しただけです。
文書が必要ならそう言えば良いことですし、
打合せが必要ならすれば良いことなので。
自治体で必要と判断したときは、文書も打合せもちゃんとやります。)
演習当日は、共産党や市民団体が「自衛隊は帰れ!」とコールを上げ、
アホな姿を晒していたそうです。
自衛でも、ましてや戦争でもなく、災害派遣、なのにです。
こういう記事でいつも不公平感を感じるのですが、
3.11で大きく被災して自衛隊のお世話になった地域にも、
アホな共産党やアホな市民団体の人たちは居たと思うんですが、
その人たちは、被災後にも、「自衛隊帰れ!」とやってたんでしょうか??
「俺は自衛隊の世話にはならん」と言って、支援を拒否できたんでしょうか?
そこもちゃんと調べて報道して欲しいものですね。
(ま、日本のマスコミはジャーナリズムではありませんので無理ですが・・・)
こういう輩に限って、「もっと早く来い!」とか、
「支援物資が足りない」とか、日ごろの主張をコロっとひっくり返して
傍若無人な要求をするものですよね。
あと、受入れを拒否した(私が住むところも含め)アホな自治体職員、
お気楽に給料が貰えてご苦労様です。
私も自治体とのお付き合いもあるのですが、こういう場合、
賢い対応をする職員とアホな対応をする職員の差が大きく出るものだ、
と感じることが多いです。
基礎自治体でも都道府県でも一緒ですが、大規模災害時には
自治体は無力です。(ちなみに警察も無力です。)
だって彼ら、自分のテリトリーの中でしか仕事ができませんから。
でも、大規模災害は、自治体のテリトリーを超えて被害や対応を強要してきます。
あと、仕事の規則や、指揮命令系統も、通常業務には合っていますが、
災害時のような非常時にはとても不向きに出来ていますしね。
(実際、3.11のときにも、「手続き上できない」といって、市民からの対応要請を
断った警察や自治体が結構あったみたいですね。)
どの自治体でも「防災計画」を立てていますが、あれもホントお金の無駄遣いです。
自分のテリトリーのことしか考えていませんし、
自分達(役所)でできることしか対象にしていませんし、
国や県の防災計画との整合性って言っても、文書の書き方を合わせているだけですし、
(私の関る分野でもある)情報通信のことは殆ど無視してますし。
(防災部門に言っても、俺の担当じゃない、と言われてしまう始末ですね・・・)
で、実際に大規模災害が起きると、
「国は何とかしろ!!」とか、
「自衛隊早く来て~!」ですからね。
だったら、全ての地方自治体は防災計画を返上して、
国と自衛隊に全ての権限を集約すべきです。
そんな本質すらも、誰も意思決定することができない、それが事実です。
なので私は、何かが起きたら、自分と家族だけ、とにかくその地域から
「逃げる」
ことだけを想定しています。
唯一の自己防衛策でしょうか。
だんだん、自己防衛策が増えていっていますね・・・。