田中真紀子もハズレ、批判するほうもハズレ。大学の意味を考えようよ・・・。
11/09
田中真紀子が文部科学省の大臣になって、さっそくやらかしてますね。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121107/plc12110711180006-n1.htm
アジテーション能力はともなく、説明能力の無い人間を大臣にする政治ショーは
民主党も自民党も得意技ですが、
上記の産経は、数ある今回の騒動の批判記事としては出色だと思います(笑)
官僚と自民党の広報機関としての面目躍如ですね~(笑)
「自由主義の否定にもつながる危険な権力行使」
だそうで・・・。
大臣に自分の所管の権限があるのが問題だ、というなら、
死刑執行を法務大臣が左右している長年の歴史はどうなんでしょう?
自分(大臣)が所管する審議会の答申にNO、というレベルではなく、
三権分立の一角である、裁判所の決定に、大臣個人がNOと言っているんですけど・・・。
法で決められた執行を行うと、「殺人鬼」呼ばわりですしねぇ。
そもそもこの問題、どちらも本質から全く外れている気がします。
大学認可が問題なのではなく、
大学認可=自動的に補助金=カネの無駄遣い、
が問題なんですから。
解決策は簡単ですよね。
「大学認可と、補助金支給を全く別にする」
だけでOKです。
私としては、大学の存在意義は、
「文化を強化する役目」と、
「国や社会を強化する役目」の
2つに大別できると思っています。
それぞれの分野の成績に応じて、毎年補助金を算定し直せば済むことです。
1/3くらいの大学は補助金ゼロにして。
この程度のこと、いくらマスコミでももう少し解って欲しいものです。
余談ですが、産経は、上記(広報誌として)の立場さえ明確に表明すれば、
結構良いマスコミになる可能性があると思っています。
スタンスを明確に表明する、というのが、良質な報道の大前提ですからね。
野球報道について、サンスポとデイリーはみなさんに(ある意味)信頼されてますよね?
それと同じです(笑)