レディスはジャケパンスタイルがおもしろくなりそう
02/05
みなさんこんにちは。
最近一念発起してジムに行っているのですが、
ウォーミングアップとストレッチの段階でピキッと腰痛を発症してしまい、
心も折れそうになったアレサンドロです。
30代のレディスファッションの探求も大好きなアレサンドロですが、
先日、色々なレディスファッション誌を見ていて、あることに気がつきました。
(恐らく30代の女性をターゲットにしているであろう)どの雑誌も、
「ジャケット」や「スーツ」を着用するスタイルについての提案がほとんど無いんです。
というか、カジュアルジャケットはともかく、ドレススタイルに用いる“まともな”ジャケット自体が、
そもそもファッション誌にほとんど登場しないんですね~。
(スーツに至っては言わずもがな、というか、全く見かけませんでした)
これはアレサンドロの勝手な想像ですが、
このあたりのファッション誌に登場するモデル女性の仕事が、
「カジュアルな業界(マスコミとか)で働いている」か、
「カジュアルな部門(マーケティング部門など)で働いている」のどちらかに
絞られてしまっているせいだと思っています。
ジャケットやスーツを着用してお客様の前に出る必要の無い
(=ファッションの自由度がもともと高い)職業だけを意図的にターゲットにしているような気がします。
(実際、「○○に勤める▲▲子の場合」、なんてよくあるシチュエーションスタイリング例は、
必ず上記のパターンになっていますし)
まあ、雑誌の編集者もスタイリストも、非常にカジュアルな業界の方々ですから、
自分達の感覚が判りやすい方向性に持っていったほうがラクなんでしょうけど、実際には
ビジネス&ドレススタイルに困っている30代の女性は結構いるんじゃないかな?
と思ったりします。
そして、アレサンドロの妻もその(困っている)一人なので、
今回改めて、(初対面のお客様に営業で出向くようなシチュエーションに使える)
ビジネス&ドレススタイルを考えてみよう!となりました。
そこで早速、ジャケットを探してみました。
起毛感があって、厚手なんだけどやわらかさを感じる素材、
何より重要なポイントは着丈の長さですね。
特にパンツに合わせる場合、シルエットの繋がりを考慮して、
ヒップのトップポイント(もしくはほんの少し上)までジャケットの着丈が来ることで、
全体のシルエットが綺麗になり、ヒップ周りを小さく見せることができます。
(こういった着丈のジャケットって、不思議なくらいほとんど売ってないんですよね~)
ちなみに、スタイリングにあたって、
改めて直近発売されているレディスファッション誌をチェック(立ち読みで・・・)してみたところ、
「Domani 」が比較的ジャケットスタイルを提案しているな~と思い、買ってみました。
他誌よりはずっとビジネス&ドレススタイルに力を入れているように思いますが、
それでもジャケットスタイルを(メンズドレススタイルにインスパイアされて)これから始めました、
という感じですね。
(余談ですが、まともなジャケットを、「“テーラード”ジャケット」と呼ぶのは止めて欲しいですね。
別にオーダーで仕立てた訳でもないですからね。
「テーラードジャケット⇒ジャケット」、「その他のジャケット⇒カジュアルジャケット」なんだよな~、
とついついボヤいてしまいます。)
そんなこんな(?)で、
雑誌でもまだまだのレディスのジャケパンの世界、アレサンドロ流でいろいろ確立していこう!
となりました。
メンズの手法が使えるものもあり、そうでない部分もあり、結構面白いものです。
レディス分野の今年最大のテーマとして、折に触れてその成果をご紹介していこうかな、と思っています。