雑誌とネット、使い分けよう
07/17
最近、こんな記事を見かけました。
部数3割増 男性ファッション誌が絶好調の理由 雑誌不況下、30~40代が熱い支持
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO50421980Z00C13A1HR0A00/
その流れでこんな記事も。
「雑誌を買わない」世代に売れるファッション誌の秘密
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0902U_Z01C11A1000000/
記事自体は少し前のものですが、「そんなに売れてるのかな?」
というのが率直なアレサンドロの感想。
ただ、その理由とされているものには、納得がいきました。
■ネットの良いところ、悪いところ
ファッションに関する限り、ネットの情報ってバラバラに存在していて、全くまとまって無いんですよね~。
ファッションアイテムと、ファッションの情報がバラバラに存在しているだけ。
特にアイテムについては、最新のものも昔のものも、女性向けも男性向けも、大人向けも子供向けも、特に分類や説明も無く、大量に散らばっている、という印象。
(ファッションに特化した通販サイトでは、それなりに整理され、様々な提案などもありますが、ネットに存在するアイテムの総数からすれば、非常に少ないアイテムしか掲載されていませんので、あまり魅力がありません。)
ちなみに、「うんちく」と呼ばれるファッション情報であれば、ネットのほうが圧倒的に豊富です。
(探そうと思えば、ですが。)
男女や年齢関係なく、コーディネイトを作るためには、その人固有のベーシックを固める必要がある、というのがアレサンドロの考えですが、んじゃぁ、ベーシックって何をどう考えたらよいの?というのはネットには見当たりません。
ファッション誌のほうがはるかに見つかる確率が高いですよね。
(毎号そんな特集がある訳ではありませんが・・・)
アレサンドロ自身も、
何か新しい発想を仕入れたり、考えを整理したいときは雑誌、
アイテムや情報を探したいときはネット、
という使い方をしています。
(お蔭でネットでファッションを検索するスキルが、イヤというほど向上しましたが・・・笑)
■女性ファッション誌はちょっと使いにくい!?
そういったきちんとしたコンテンツを作る、という意味では、女性ファッション誌より、男性ファッション誌のほうがしっかりしてます。
そんなところで、上記の記事にもちょっと納得がいった、てな話です(笑)
アレサンドロは興味があって色々な女性ファッション誌を見たりもしますが、女性ファッション誌はちょっと流行を追いかけすぎな印象です。
(ま、「ファッション」って言うくらいですから、ね・・・)
ベーシックに関するコンテンツもありますが、ベーシックの提案自体が、同じ雑誌で毎年コロコロ変わっていたら、それってもうベーシックじゃないじゃん!
と突っ込みたくなりませんかね?皆さんも。
広告だらけ、中身が無い、必死すぎ……秋元康ら豪華経営陣が新創刊した雑誌『DRESS』に厳しいコメント相次ぐ
http://getnews.jp/archives/313148
こんな記事も見かけましたが、個別の雑誌云々というより、女性ファッション誌業界全体の特徴かなぁ、と。
「今年の・・・」とか、「今年らしく」とか、そういった刹那的なキーワードを一切使わないファッション誌が、1つくらいあっても良いかもしれませんねぇ。
■ファッション情報をまとめよう!
ちなみに、「自分(もしくは彼)は、どんなファッション誌をチェックすれば良いんだろう?」と思ったら、以下のページがお勧めです。
メンズファッション雑誌ガイド
http://www.magazine-data.com/men.html
女性版もあります。
女性ファッション雑誌ガイド
http://www.magazine-data.com/women.html
こういったまとめ的なページがもっと増えてくるといいですね~。
アレサンドロも、自分なりの「まとめ」を作ってみようと思っています。
では!