ファッションは足し算?引き算?
07/09
みなさんこんにちは。
ビールは好きですがスーパードライだけはダメなアレサンドロです。
どうも「淡麗辛口」というのがダメみたいなんですよねぇ。
一口で飽きてしまいますし。
以前の「淡麗辛口ブーム」が無くなってほっとしています。
たまにTVや雑誌を見ていると、
「ファッションは足し算」だの、「ファッションは引き算」だの、
おしゃれ評論家やおしゃれ芸能人が言っているのを耳にしますが、
皆さんはどう思われますか?
「どっちでもイイよ~」と感じたアナタ!
確かにどっちでもいいことですよね~(笑)
まぁ、そうなんですが、アレサンドロとしては、
”仕事も遊びもできる30~40代ビジネスパーソンのリアルなおしゃれ”
には、「足し算」の考え方のほうが、コーディネイトを考えるときによりしっくりくるんじゃないかな、と思っています。
様々な色や柄、形のファッションアイテムを、ちょっと奇抜に(それを“個性”と呼ぶのだそうですが・・・)組み合わせたファッションが、よく「おしゃれ」として紹介されていますが、
まぁ、アレはアレでおしゃれなんでしょうけど、アレサンドロに似合うか、と言われれば、間違いなく似合いませんからね。
それにちょっと“子供っぽい”印象もありますし・・・。
そう感じる皆さんも多いのではないでしょうか?
30~40代のリアルなおしゃれって、結局のところ、
「ベーシックアイテムの組合せ」
でしかないとアレサンドロは思っています。
パンツ、シャツ、ジャケット、靴、ベルト、時計・・・どれも奇抜なものではなく、ベーシックなもの。
で、それをベースにして、「どのアイテムに特徴を出すか」で、TPOやおしゃれ感をマネジメントしてゆく、
という考え方で日々のコーディネイトを決めています。
例としては、やはりドレススタイルが判りやすいと思うのですが、
ベーシックアイテムのうち、特徴を出したいものをまず決めます。
アレサンドロの場合だと、現在お仲間絶賛募集中の「白パン」ですかね。
で、TPOは「ビジネス(ただし、白パンでも引かない程度のお客様に限る)」とします。
「白パン」自体が、インパクトのあるアイテムなので、それ以外は同系色の、ヘンに目立たないベーシックアイテムだけでまとめます。
するとこんな感じになりました。
紺のスーツ、紺のタイ、黒の靴とベルト、であれば、ごく普通の目立たないコーディネイトです。
それからパンツだけ入れ替えた、と考えれば判りやすいですよね。
では、アレサンドロのお客様でも多い、黒のスーツの場合を考えてみましょう。
スーツ(ジャケットとパンツ)が黒一色とすると、シャツやネクタイ、靴(ベルトは靴とセットと考えるとして)で差を出すしかありません。
(何もしなければ殆ど葬式と一緒の格好になりますから・・・)
以前にも書いたのですが、黒のスーツは実は難しい ので、なかなかおしゃれ感を出せません。
ついつい、シャツや靴をちょっと奇抜にしちゃって、却ってヘンな感じになってしまうこともあります。
アレサンドロはまず黒のスーツはお勧めしないのですが、どうしてもというなら、スーツのシルエットと素材感、シャツの高級感で勝負します。
タイを目立つ色や柄にしても、多分良い結果は得られませんので・・・。
むしろ、通常の黒のスーツスタイルから考えれば、
パンツを黒 → グレーにしたほうが、ずっと簡単ですね。
まぁ、実際のアレサンドロは、「今日はこのアイテムを着たい!」というのが先に決まっていることが多いので、
そのアイテムをまず当てはめて、それから今日のTPOに合わせて、他のアイテムのベーシック度合い、無難度合いを調整している、という感じですけどね。
ちょっとでも参考になる方がいれば嬉しいですね~。
では、また!