ErricoFormicola(エリッコ・フォルミコラ)氏のオーダー会
03/18
皆さんこんにちは。
十数年来の花粉症持ちだったのに、最近何故か症状が出なくなったアレサンドロ後藤です。
体質変わったのかな・・・?
先日、ナポリのシャツメゾン、ErricoFormicola(エリッコ・フォルミコラ)のオーダー会に行ってきました。
Errico氏は、Kiton、LuigiBorrelliを経て、現在は自分の名前を冠したシャツとネクタイを生産しており、日本の有名セレクトショップでも数年前から取り扱われています。
そのErrico氏本人が採寸を行うこのオーダー会、2年前にも行われており、そのときにアレサンドロは初めてお会いしたのですが、とても気さくでフランクなナポリの伊達オヤジといった人柄やその着こなしに、すっかり彼のファンになってしまいました。
前回オーダーしたタイを(礼儀の意味も兼ねて)合わせ、とりあえずラテンな感じでご挨拶。
ア 「お~エリッコ!私のこと覚えてる!?」(覚えてるとは思ってませんが)
エ 「お~!もちろん覚えてるよ!」(通訳の方のお言葉)
とまるで久しぶりの友人のノリでハグ(笑)。
さすがナポリの伊達オヤジ。ラテンの陽気なノリがとっても良く似合います。
後で聞いたら、アレサンドロがしていたタイと全く同じものを、自分用に持ってきていたそうなので、まぁ、そのあたりで自分の客だとすぐに判ったのかも知れませんが・・・、楽しいので良しとします(笑)
早速、採寸と生地選びですが、こういったご本人オーダー会の場合、アレサンドロは相手のお勧めをそのまま採り入れるようにしています。
特に色や柄などのカラーコーディネイトの場合、どうしても自分の好みに偏って、組合せがマンネリ化してしまいます。
そこでこういった機会に、「この色柄を着こなしてみろ!」とテーマを貰って取り組むことで、自分のコーディネイトに新しい風を入れよう、という狙いです。
今回のお勧めは、ブルーの格子柄と、ネイビーのかなり強めなストライプ柄、とのこと。
(もちろん、相手によってお勧めは変えていると思いますが)
実は格子柄のシャツも強いストライブのシャツもあまり好きではなく、今まで1枚も買ったことがないのですが、先ほどの通りまさに新しい風だな、ということで、お勧めの柄そのままをオーダー。
うーん。今回も示唆に富んだオーダーになりました。
期待を裏切らないですねぇ。
オーダーもひと段落したところで、
エ 「今度は、ナポリに来ちゃいなよ!」(来てください、と訳してます)
ア 「ホント!? 行く行く!」(いろいろ事情もあってすぐには行けませんが・・・)
ということで、連絡先も頂いて、さらに夢の膨らむ出会いになりました。
いや~、いいもんですね。オーダー会は。
ではまた次回!