男ゴコロを掴むスタイリングのキモ:“カワイイ” は危険!
03/09
こんにちは。アレサンドロです。
先日、何気なく目にしたお昼の情報系番組。
オネェ系の某ファッション評論家の方が、
「この春はダンガリーシャツが流行る!」
と、お勧めの着こなしを、NG例と一緒に紹介していました。
「いや・・・ダンガリーシャツ自体がNGなんじゃないの!?」
と思わず口走ってしまうところでした(笑)
そうは言っても、そういったアイテムを着た女性を目の前にしたら、
「うん。カワイイんじゃない?」
と言ってしまうと思いますが・・・・。
ダンガリーシャツが本当に流行るのかどうかは判りませんが、
“敢えて口には出さないけど、男性がNGだと思っている着こなし”
って、結構あるものなんです。
(こと、女性のおしゃれに対しては、男性は比較的デリカシーがあると思っています。
あくまで他のジャンルに較べれば、の話ですけどね。)
ファッション評論家の方も、女子どうしのトークを見ていても、
「○○がカワイイ!」という表現をよく耳にしますが、そもそも、
「男は、ファッションアイテムに対して“カワイイ”という感覚が根本的に無い」
ものなんです。
(もし、アナタの周りにそれが判る男性が居たら、
その方はオネェ要素をお持ちの方です。間違いなく。)
もちろん男性も、ぬいぐるみや小さい子供などを見ればカワイイと思いますし、
女性の屈託の無い笑顔を見れば(その女性がどんなに年上だったとしても)、カワイイと思うでしょう。
要は、男はキャラクターに対してカワイイと思うので、
特定のファッションアイテムに対してカワイイという感性は欠落しています。
つまり、アナタが「これカワイイ!」と思っている服や靴やバッグは、
実は全く相手の男性には評価されていないのです。
逆に、そのカワイイアイテムを何とかコーディネイトに採り入れようとして頑張った結果、
違和感のあるおしゃれとして相手の男性には見えてしまうおそれもあるくらいです。
男性は、女性のシルエットを綺麗に見せてくれるアイテムだったり、
カラーコーディネイトだったり、小物やバッグであれば質の良さであったり、
そういったベーシックな部分を見て、「このヒトおしゃれだな・素敵だな~」と感じます。
ですので、相手に褒めて貰いたいおしゃれをしたいときは、一旦、
カワイイというアイテムは頭の中から除外してからコーディネイトを組み立てるときっとうまくいくと思います。
あ、ちなみに男性が女性を見てカワイイと感じるのは、服ではなく顔を見てのコトです。
なので、カワイイと思わせたかったら、
ーディネイト全体の雰囲気+笑顔で勝負すると良いと思います。
ご参考までに・・・。
次回は、「靴に迷ったらヒールで」をテーマにお話しようと思います。
では!