スタイリングのセオリー:黒のスーツ、実は難しい(その2)
03/13
皆さんこんにちは。
ラクトフェリンは諦めて、腹筋を始めたアレサンドロです。
今度は、たまにブログ等で見かける千年霊茶に興味を惹かれていますので、試したらまた報告しますね。
(・・・って、何のブログだ!?)
前回の「黒のスーツ、実は難しい」の続きです。
先日、70くらいのビジネスマンの方(大企業でそれなりのポジションにおられた方)とお話をしていたところ、
「今の若いヤツらは、葬式かヤクザの集団にしか見えん!!」
とぷんぷん怒ってらっしゃいました。
(それほどの御歳でそのような事で怒るのもどうかとは思いながら聞いていましたが)アレサンドロも全く同感でした。
この10年くらいで、ビジネスマンの黒一色の比率が随分と上がったような気がします。
20代の若い方はもちろんですが、30代、40代にも、黒の侵食が拡がっているといったところでしょうか。
今回は、これまで黒一辺倒だったけど、30代になって仕事にも自信が付いて自分のセルフイメージが気になりだした、そんなビジネスパーソンの方に、
アレサンドロがどのような提案をしているかを、ちょこっとだけご紹介します。
アレサンドロが、これまで黒一辺倒で来られた方にスタイリングのアドバイスをする際には、まず、
「紺か明るめのグレーのスーツ」
もしくは、
「グレーのパンツで、手持ちの黒のジャケットとセットアップ」
を基本とすることをお勧めしています。
いきなり様々なコーディネイトを試すのは(予算や手持ちのアイテムを考慮すると)無理なので、黒以外の色でビジネスの場に立つ、ということに新鮮さを感じて頂ければ、第一歩としては大成功です。
それに、黒に飽きたからといって黒のストライプにするくらいなら、紺やグレーのスーツだったり、黒とグレーのセットアップのほうが、より知的に見えること請け合いです。
(人によっては、黒のストライプでは妙に怖く見えてしまう方もいるでしょうし・・・・)
今まで黒一色だった方は、
「違う色のスーツ、ましてやセットアップ(と言っても黒とグレーの基本色ですが・・・)にするなんて!」
と抵抗を感じる方が非常に多いのですが、自分のイメージと違って、周りはそんなに違和感を感じないものです。
(「あ、ビジネススタイルに気を遣うようになったんだな」と思われるかもしれませんが)
それに、30代になってある程度仕事ができるようになったのに、それに見合ったスタイルを構築できないようであれば、むしろ“仕事ができない印象”を相手に与えかねません。
そのほうがよっぽどリスクになると、アレサンドロは思います。
見た目を変えれば、見た目に見合うよう、自分自身も変わっていくものです。
素敵なドレススタイルを纏うべき理由が、ここにあると思います。
今回も文章だけになってしまったので、今回もコーディネイトの一例を。
ビジネスカジュアルって、意外に悩んでしまいますね~。
易きに流れるのは簡単ですが、そうは見せたくない、でも、ラクな恰好もしたい。
今回は、ダークネイビーのベロア素材で出来た、カーディガン的なジャケットをポイントにしてみました。
ではまた!