検定で楽しく学ぶ、スーツのルール!その2
10/14
皆さんこんにちは。
知り合いの風水師に家を鑑定してもらい、大幅な模様替えにひたすら取組んでいたアレサンドロです。
これで運気の巡りが良くなるといいのですが・・・。
さて、前回「検定で楽しく学ぶ、スーツのルール!」をご紹介&アレサンドロ流の解説をした続きです。
さっそく参りましょう!
問5:フォーマルな仕様とは
「余分なディチールや装飾が排除されること」がクラシックでフォーマルな装いとされていますが、そういう一面は確かにあるものの、適切ではないですよね。
(タキシードや燕尾服のシルク素材の襟や、ヒダヒダのシャツなどはどうするんだ!?というツッコミがあるでしょうし。)
やはり、フォーマルやクラシックを理解するには、その歴史を理解するしか無いと思います。
問5-1ジャケットのポケットのフラップは、乗馬等で砂やホコリが入るのを防ぐために生まれた、ある意味アウトドア向けの仕様ですし、
問5-2ジャケットのベントも、乗馬でジャケットが着易い・動き易いために生まれたものです。
問5-3ベルトループは、そもそも昔はベルトでパンツを固定しておらず、サスペンダーを使用していたこと、
問5-4裾のダブルは、ある雨の日のニューヨークで、たまたま裾が濡れないように折り返したところ、「格好いい!」として広まった、
といった、それぞれの背景・歴史を知ることで、どの程度のフォーマル度、どの程度のカジュアル度といった、ニュアンスまで自然と理解できるようになります。
(全部ネットで検索できることですしね・・・。)
やはり、背景や歴史を理解したうえで着こなし・着崩しておられる方は格好いいものですよね。
問6:タイの合わせ方
「同じ素材で合わせろ」という解答は、まあ確かにその通りですが・・・という感じですね。
「同色・同素材」は基本・ベースとなるコーディネイトのスタート地点ですが、さすがにそのままだとちょっとヘンですよね。
スタート地点から、どう変化をつけるかが、おしゃれのポイントだと思います。
異素材でも、柄や光沢感・柔らか感によっては、非常に良い合わせになります。
問9:スーツのメンテナンス
みなさんも、スーツで日常一番気になるのは、“シワ”と“ニオイ”ではないでしょうか?
私アレサンドロも日々実践している方法は、「お湯を張ったお風呂に吊るす(お湯が無い場合は熱い湯気で風呂場を満たす)」こと!
これは簡単で非常に効果があります。
出張先でも翌日にはシワとニオイが取れているのでとっても便利です。
パンツはできれば裾をつまんで吊るすこと(シワが取れやすい)、1時間は湯気の満たされた風呂場に入れておくこと(ニオイが抜ける時間)、などが、実施にあたってのポイントですが、とにかく簡単でお勧めです。
是非お試しあれ。
他にも「シャツ&タイ検定」もあるようなので、いずれ機会があればやってみたいと思います。