原発事故調:責任を追及されると困るから、「国民性」にしとけ!
07/26
日本において最も役に立たないだけでなく有害な人種の一つである、
「学者」が今回も痴態を得意顔で晒しています。
国会事故調では、事故は「人災」だ、と得意げに語り、
東電や政府も両方悪いが、「日本の文化」が事故の原因だ、そうです。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120706/dst12070600250002-n1.htm
「オレ、ステキな報告書書いたろ!?」
てな顔をしている黒川国会事故調委員長は、日本学術会議の議長で、
医学博士、要は医者です。
学者自体、現場やマネジメントの経験が皆無なのに、
医療の専門家を委員長にして何がしたいんでしょうね?
(大方、官僚が自らに批判が及ばないようにするための人選でしょうけど・・・)
事故の原因は「日本人の国民性」だって、ぷぷっ。
さすがに恥ずかしいです。
さすがに海外のメディアも、違和感を感じたんでしょうか?
英FTが指摘しています。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35630
書いてあることはごく当たり前のことです。
事故発生時の一次切り分け、
被害拡大の防止、
社会的影響を考慮した情報開示(ログ保存も含む)、
そもそも事故の原因となった天災に対する予防策やシミュレーション、
今回どれもうまくいっていないようです。
それは、それぞれの担当者とその上位レビューア、決裁者が悪いのです。
全て名前を挙げて指弾されなければならないものです。
(まぁ、そうなると、官僚と自民党と学者と産業界の偉い方々が困るので、
とりあえず「国民性」にしとけ! となっているのは想像に難くありませんね~。)
しかもこの報告書、東電の上層部と官邸のどんちゃん騒ぎばかり
クローズアップされていますが、肝心の、
「現地-現地のマネジメント-本社のマネジメント」=「当事者」が、
「事故が起きたとき、何をしていたのか」に関する詳細な情報が全く開示されていません。
トラブル時の、オペレーションとマネジメントの詳細を把握しないで、
事故の調査って、何をするんでしょうかね?
ま、学者なんて、そもそも運用マネジメントが何かなんて知らないでしょうから、
官僚や自民党や産業界にとっては都合の良い人形なんでしょうねぇ・・・。
いやぁ、恥ずかしい人たちです。