ドレススタイルと「機能性素材」
09/28
みなさんこんにちは。
秋と言えば、ブラウン系をテーマにしていたのに、最近淡いパープルが急に気になってしまって、二つの色の間で揺れているアレサンドロです。
昨日、何気にWebを見ていたら、こんな記事が目に留まりました。
苦戦続きだった百貨店アパレル、予想外の復調と前途(東洋経済オンライン)
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/a877a0432a651fb53dc5b2cd3cefc9fa/page/1/
リーマンショックから3年経ち、さすがに節約一辺倒では・・と思っていたところに非常に大きな震災あって、やはり多くの方々にも心情の変化が訪れたのかもしれませんね。
私アレサンドロが気になったのは、国内アパレル大手各社が、“機能性素材”を今後の商品展開の目玉にしていく、という部分です。
三陽商会は、重衣料(コートなど)も機能性素材を使った商品を拡大していくそうです。
(電力不足に伴うクールビズ・ウォームビズ狙いなのでしょう。)
しかし、この“機能性素材”を使ったスーツやジャケット・パンツって、どうしてどのブランドも格好悪く見えてしまうんでしょうね?
ぱっと見、いかにも「機能性素材使ってます!」というのがすぐに判るアイテムがとても多い気がします。
需要が回復しかけている今だからこそ、パターンや縫製をしっかりとした、「高く見える・上品に見える」アイテム開発をして欲しいものです。
ちなみに、アレサンドロとしては、スーツよりもシャツに機能性素材をもっと取り入れて欲しいと、常々思っています。
直接肌に触れる、下着としてのシャツのほうが、機能性素材の活躍する場所は沢山あるんですけどね・・・。
(ちなみにスーツ・ジャケット・パンツは、ある程度質の良いウールなら、十分に機能性は発揮できます。)
いずれ機会があれば、そんなシャツを作ってみたいものです。
(鹿の子やジャージ素材のシャツはあるんですが、スポーツメーカーが作っている機能性素材を使ったドレスシャツって、意外と無いんですよね~。)
ちなみに先日ご紹介したFinamoreのチーフですが、早速身に付けてみました。