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民主代表選、自民総裁選、それぞれ話題になってますね。

共同通信の調査では、次期衆院選の投票先は、自民22.2%、維新の会17.6%だそうです。

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20120902-1010556.html

って、また自民になるって本気ですか?
(まあ、今回はこのまま行くと自公+αの、曖昧な政権でしょうが・・・)

 

世の中のオピニオン好きな方々って、確か「自民を見放して」、
民主党を選んだんじゃなかったでしたっけ??

で、民主は期待はずれだから、やっぱり自民、的な意見を
よくネットで見かけますが、まぁ、マスコミに流される大衆の典型ですね~。
(そういう人に限って、自信満々で熱く意見を書き込んでいるのが特徴)

 

日本では(といっても他国をちゃんと調べてませんが)、
数年昔くらいまでの記憶で、殆どの方が動かされていると感じます。
自民を見放して民主党、ってくらいの昔ですね。

それで政治的意見が盛り上がって、次の行動が決定してしまう。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

ということですね。
(まぁ、多数の有権者が賢者になるような国じゃないですけどね。
愚者が大多数というのは、当たり前と言えば当たり前です。)

 

何が言いたいかというと、

「自民党は過去の多くの過ちに対して清算を行っていない」

ということです。

 

原発なんて、初めから人類には手の余ると判っているモノを、
破綻(事故)時のスキームを組まずに誘致して儲けたり

領土問題を棚上げしたのは自分達なのに、
それを“棚上げ”して現政権を非難したり
(棚上げというのは領土問題では悪くない選択肢ですが)

自分の票とカネのため、異常にアクセスの悪い地方空港を
造りまくってJALを破綻させたのに、いざ再上場となったら
ANAを担いで(税金の回収を)ジャマしたり

まぁ挙げればキリがないですね~。

 

彼ら自身がこれらの巨大な罪を認め、関係者を全て断罪するならともかく、
後始末をする政権がたまたま違う政党だからと、お気軽に批判をするってのは、
厚顔無恥の教科書になりそうな事例なんですが・・・

やっぱり、この国の有権者の大多数は、そんなこと気づきませんねぇ。

 

やっぱり、衆愚にはポピュリズムが、
ポピュリズムにはデマゴーグが、よく似合います。

次のデマゴーグは誰か?

 

元弁護士のあのヒトか、近年最大のデマゴーグの息子であるあのヒトか、
楽しみですね~。

ちなみに、衆愚政治から立ち直る方法は一つだけです。
それも歴史が教えてくれます。

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