Blog

Internet access

SoftbankがSprintNextelの買収を表明しましたね。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121015/430001/?ml

 

イーアクセスの買収なんて、すっかり霞んでしまった感があります。
(イーアクセスの買収で、プラチナバンド枠を増やすのに成功したことに
批判もあったのですが、それもすっかり忘れられています。
ま、私は特に批判もありませんが・・・)

この買収については、通信規格や端末市場からの冷静な分析もあるようですが、

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20121013/429621/?k3

買収に批判的な方も結構いるようです。

 

KDDIの社長なんかも、「ウチにも話があったが断った」と、
さもKDDIのほうが優れているかのようなアピールをしていましたね。

ここで私が注目しているのは、賛否の中身です。

 

否定的な意見の方は、AT&Tやベライゾンと財務や売上を比較して、
「ほ~ら見ろ!買収する価値ないじゃん!」
と得意満面です。
(アホらしくて紹介しませんが、そんな記事を幾つか見かけました。)

そりゃアホらしい意見ですよね。

 

AT&Tやベライゾンのようにシェアも取って財務も良ければ、
そもそも売りものになってないじゃん!!

日本で言えば、NTTドコモ買えますか?って話です。
時価総額の話じゃなくて、そもそも会社が売りものになってないでしょ、
ってことに気づかない程度の識見だ、ってことです。

買収できるのは、売り物(つまり中身が悪い)だけです。

その程度、気づこうよ・・・って話ですので、否定的な意見の大半はスルーしました。

 

で、賛成のほうですが、“誰が賛成しているか”に着目しています。

私の周りの起業家や事業経営者は全員大賛成なのです。

 

友人で企業買収をしている事業家がいるのですが、
彼など、今回の買収発表でSoftbank株がストップ安になったとき、
「こりゃ絶対買いだろ!」
としこたま仕込んでいたくらいです。

色々な観点でのオピニオンがあると思いますが、

 

・サラリーマンは否定的
(KDDIの社長も所詮はサラリーマン社長ですからね。)

・起業家、事業家は肯定的

そんな特徴が見えたのが、今回の面白さではないでしょうか?

 

Related Article