原発:「科学的」に潜むウソ
08/01
韓国リスク、ますます増大中ですねぇ・・・
「日本が携帯用意していれば」「登山止めてくれれば」 アルプス遭難事故、韓国で責任転嫁の声
http://www.j-cast.com/2013/07/31180560.html
虫が良すぎる韓国!戦時徴用で日本企業に賠償支払命令 一方で投資呼びかけ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130721/kor13072112010002-n1.htm
ビジネスでもプライベートでも、中国と同レベル。
イヤ、中国のほうが、日本に対する価値観が2極化している分だけ、まだマシなのかもしれません。
近親憎悪なのかもしれませんが、こういう国が隣国では困ったものです。
触らぬ神(悪魔)に祟り(呪い)なし、ですね∑(゚Д゚)
(私は、「お前はキライ」と言われても、スキスキ~ってできるようなドMではありませんので・・・)
前回にまとめた予測のうち、今回は原発編です。
これまでもいろいろと原発に対する整理は行っていて、結論は出ていますので、私としての見解は変わらないのですが、ちょっと最近目についた事柄などをネタにしてみたいと思います。
福島原発では、相変わらず汚染水の流出が続いていますが、これは当然予測していることですので割愛。
障害発生時のリスク分析もシミュレーションも運用もロクにやったことない企業群がいくら寄ってたかっても、偉そうにしても、上手くいくハズありませんので。
大量の人間が係る運用ってものをナメすぎです。
最近と言えば、参院選で山本太郎が当選したことですね。
「放射能コワイ」というヒステリックな反対派が、ほぼ無所属で当選したことで全国的に注目を集めました。
感情的な反対派が当選したことで、「科学的な」賛成派が、随分盛り上がっています。
山本太郎氏当選に思う–噛みしめるべき格言「教育のない民主主義は無意味」
http://agora-web.jp/archives/1549142.html
曰く、「山本に賛成票を投じるなんて教育が無い証拠だ」
「原発は科学的に健康被害が極小だと証明されている」
「カネの無駄遣いだ」
だそうです(笑)
こういう、「自分は科学的で理性的だ」という主張をするヒトは厄介です。
オレは立派に教育を受けてきたんだ、とでも言いたい記事ですが、こういう、知識人を自認しているタイプが、世の中をダメにする根源です。
(本とか新聞を読め!っていうタイプです。)
核燃料の保管・廃棄(と言っても隠すだけですが)、事故時のコスト、安全性を確保して運用するコスト、原発自体が解体され元通りになるコスト、
これらを全部無視して、「原発は安い」って言ってる程度のものが、「科学的」なんです。
科学なんて、万能でも何でもありません。
本質的に、ものすごく限定的・局所的なものだと思います。
ちょっと考えれば判ることなんですが、
・地面に穴を開けて水を入れる(地熱発電)
・水をせき止めて上から流す(水力発電)
・地下に埋蔵されている燃料を燃やす(火力発電)
・自然界に殆ど無い物質を人工的に合成して、自然界では不自然な反応(核分裂)を起こす(現在の原子力発電)
さあ、どれが無理が無いように思えますか??
どう考えても上の2つですね。
一番下はどうでしょう?自然の摂理に逆らってイイことありそうですか?
(ちなみに宇宙が始まってから、核融合が進んできたのが現在の姿です。核分裂じゃないですよねぇ。)
本来、こういったことを科学的と呼ぶべきだと思うのですが、「科学的」と仰る方々が本質を外しまくっているので、まぁ、「本質的」な思考、とでも呼ぶべきなのかもしれません(-“-;A
と思っているところで、こんな記事を目にしました。
国の政策で豊かな地下資源を“棄てた”日本 デフレ突入とともに地熱開発をやめ、技術は後退
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38351
やっぱり地熱ですね。
自然の摂理に極力逆らわず、運用上もリスクが少なそうです。
ちなみに、温泉地が反対するから、というのはウソですよ。
地熱で使う層と、温泉で使う層は全く深さが違います。
あと、日本での地熱発電の有力候補地の大半は国立公園内ですしね。
ライフサイクル全体、運用全体に目を向けるのは、実業の世界では当たり前なんでしょうけど、学者や科学の世界では当たり前ではないんですね。
「科学的」、ほんとジャマです(笑)