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ちょっと前に、取引先の方から届いたメール。

内容はもちろん普通のことなんですが、メールの宛先名が、私の本名でなく、ニックネームになっていました(゚Д゚)

 

そんなもの、仕事関係の方には公開していないので、ビックリして、

「何で知ってるんですか??」

と尋ねたところ・・・。

 

「ウチの会社はGmailが標準メーラーなんですけど、(メールアドレスだけでなく名前=ニックネームが)勝手に出てくるんですよ~(笑)」とのこと。

 

そこで私は「ハッ(゚Д゚)」と気が付きました。

そのころ、Google+が開始されたので、興味本位で登録してみたのです。

そこでアカウントの表示名として使ったのが、件のニックネームだった、という訳です。

仲が良い訳でもない取引先の方に、ニックネームを知られちゃ恥ずかしい、ということで、慌てて本名に直しました。

 

 

今までの数年間、仕事用のメールはGmailを使ってました。

数GB無料で使えるし、スマホなんかにも連携しやすいですからね~。カレンダーや会社のWebサイトなんかも、Googleにしてました。

 

でも・・・

私のITライフに寄り添ってきたGoogleとはお別れ、今回はそんなお話です。(「さよなら人類 byたま」風なタイトルで。)

 

 

アメリカが国家として取り組んでいるものの一つに、「世界中の通信やデータ、通話を監視してしまおう」というものがあります。先日元CIA職員がバラして話題になった「PRISM」が代表例ですね。

Google・Apple・Yahoo!などのサーバにある個人情報を直接のぞき見できる極秘システム「PRISM」とは?
http://gigazine.net/news/20130607-secret-program-prism/

日本を含む36の国家で国民監視用にスパイウェアを使用していることが判明
http://gigazine.net/news/20130506-36-country-using-spyware/

無線LANを2分~5分で解読して突破、メールやツイートなどの書き込みを盗聴する「FinIntrusion Kit」
http://gigazine.net/news/20111210-finintrusion-kit/

こんな感じで、個人の機器やデータ、通信を覗き見るのは、国家とその委託先企業にとっては、「あたりまえ」のビジネスとなりつつあります。

もちろん、GoogleもAppleも、立派な「協力企業」です(笑)

 

 

そんな中、先日、Googleのデータ利用ポリシーが変更になるとのニュースがありました。

グーグル、広告に利用者の名前も表示へ-高まるプライバシー懸念
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303836304579130941284218908.html

 

う~ん。こりゃヤバい(゚Д゚)

以前からその兆候(ユーザデータの利用ポリシーも怪しいものでした)がありましたが、何だかだんだんとタガを外していってるようです。

便利なものに慣れさせ、離れられなくしておいて、ちょっとずつユーザデータのタガを外していく・・・。

 

上手いやり方です。こりゃ、早く逃げなきゃ!!

 

昔からよく言えばリスク感知能力、砕けて言えば、沈む泥舟をいち早く察知する能力に自信のある私としては、早速行動を起こしてみました。

 

国内企業のレンタルサーバを用意して、ドメインもメールもホームページも全て移行。

(ちょっと前と違って、今は国内企業のサーバサービスは、容量も機能も十分すぎるほどです。)

 

先ほど、Gmailのデータも、Google+も、GoogleAppsのアカウントも、全て念入りに消してやりました。

バイバ~~イ!

 

ちなみにホームページ系では、Googleアナリティクスも、Googleアドワーズも使わなくなりましたので、これでかなりGoogleから離れることができたと思います。

(とは言っても、カレンダーだけは、スマホ連携を考えると他に良いものが無いので、カレンダー専用アカウントを作って渋々利用していますが・・・・。あと、検索エンジンはYahoo=Googleですけどね(笑))

 

Googleだけでなく、Appleも、Microsoftも、近づかないに越したことはないですね~。

きっと、ちょっとの意識や行動の差が、いずれ大きな違いになると思ってます。

 

リスクに気づかれる方だけ、参考にして頂ければと思います。

 

 

 

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